今月のテーマは「転倒予防と美しく立つ」でした。
「転倒」と一口に言っても、様々な状況が考えられます。
お年を召された方の「転倒」は、
寝たきりを引き起こす原因にもなり
著者は「けがをしていない人たちに比べると、寿命が短くなる…」
とまで書かれています。
若い人だと、スキーやスノーボード、ラグビー、柔道など
コンタクトスポーツによる転倒のリスクはいうまでもありません。
ヒトは2本足の生き物で
「美しく立つことが出来ていないと転ぶ」ことになります。
その対策のひとつとして…
「上手に転ぶ」ということが言われます。
とっさのことですから、不安はぬぐえませんが、
何事も準備は大切、普段からのシミュレーションで
大難が小難で済むこともあるでしょう。
ちなみに写真は
講師である荻原院長先生の後ろ向きに倒れた時の
受け身の一枚です!
肘は伸ばさず、身体全体を丸くして、頭を守る…
まさにテキスト通りの「美しく転ぶ」の
お手本をありがとうございました!
そういえば、105歳で長寿を全うされた
聖路加国際病院名誉院長だった日野原先生も
「転倒した時の練習です」と
ご自宅のソファにポーンと身を投げる練習をされていて
その映像をテレビで見たことを思い出しました。
「転ばぬ先の杖」は
色々な視点を持つ必要があるようですね。
Comments