前回の「美しく立つ」に続き、
新しいテキストは、「からだのメソッド」―立ち居振る舞いの技術―
武蔵野身体研究所主宰の矢田部先生のご著書となりました。
初回は“立ち方の基礎”について。
いわずもがな、ヒトが立っている時は、
足の裏が全体重を支えてくれており
「姿勢や動作の特徴がすべて集約されている」とも言えます。
その大切な足先ですが、
私達、現代人は、靴でかなりのストレスがかかっているために
感覚がマヒしがちだったり、バランスが崩れてしまっているケースが多いのです。
女性のハイヒール、
幅の狭いスタイリッシュなデザインの靴を思い浮かべて頂くとよいでしょう。
勉強会の中で、興味深い実験をやってみました。
2人組になり、交代で目を閉じ、お互いの足の指にタッチして、
何指を触っているかを当てる…というものです。
親指と小指は明確にわかるのですが、
真ん中の3本の指に触られると、区別がつきにくいのには驚きました!
自分の足なのに触れられている所があいまいだなんて!!!
そんな中でも、日頃から足先を大切に扱ってあげることで
感度が改善したり、血行が良くなり、冷えや浮腫みの解消が期待できるようです。
おススメは、入浴時間を利用して“指間に刺激”を与えることです!
足の指の間に、指を入れて一本一本丁寧に洗う…
また浴槽の中でも、足の指間に、指を入れてマッサージすると
お湯につかっている時間もゆったりと出来て一石二鳥ですよ!
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