「骨棘(こっきょく)」
- team-hmr
- 2022年3月12日
- 読了時間: 1分
そのまま読むと「ほねのとげ」です。
なんだか、漢字を見るだけで痛そうです…。
大きな意味では、「骨の変形」なのですが、
「変形」=「悪い」ということでもないそうです。
これは、
「チーム荻原」で毎月開催されている勉強会で
学んだことでもありますが、
骨の変形は、
時間をかけて、上手に身体が使えていなかった、
または、使い過ぎた結果として
「体の防御反応の一つ」して現れ、
関節を支えて防御する方向に出来るという発表もあります。
先日、患者さんから、
「肩の骨のところに小さな出っ張りがあるの」と言われ
触れさせてもらうと、
小さな鬼の角のような隆起に触れました。
勉強会の講師である
荻原みさき病院 院長にお尋ねすると
「肩鎖関節はほとんど動きが少ないところだけど
そこの関節の動きに問題があったことが考えられるね」とのこと。
確かに、その方は
長年来、肩甲骨周辺の頑固な緊張があり
様々な辛さを訴えられていました。
肩まわりの筋肉の緊張→肩関節が痛む、動きが悪い
→骨そのものが防御反応を起こす…といった連鎖でしょうか。
小さな変形も、ひどくなると痛みが出現することもあります。
世界に一つだけの大切な自分の身体ですから
大切使ってあげて下さいね。

Comments